日本FX業者と海外FX業者、どちらもそれぞれ良さや魅力がありますが、海外FXの良さを残しつつ、日本FXと同じような使い勝手ができるiFOREXが気になる人も多いのではないでしょうか。教育系のコンテンツも多く、初心者から上級者まで安心して取引ができ、独自のプラットフォームもあり様々魅力があります。
そんなiFOREXの口座開設は、ネットで簡単にできるため難しいことはありませんが、本人確認書類の提出が求められます。FX取引でタイミングを逃さないためにもスムーズに口座開設をしていく必要があります。
この記事では、iFOREXの口座開設方法をご紹介。口座開設後にすべきことや事前に知っておくべき注意点も一緒に説明していきますので、iFOREXの口座開設の参考にしてみてくださいね。
iFOREXの口座開設方法
iFOREXの口座開設方法は非常にシンプルで、以下の手順で行っていきます。
- アカウントを登録する
- 本人確認を行う
口座開設までの手順を詳しくみていきましょう。
アカウントを登録する
まずは、iFOREXのWebページからアカウント登録を行います。会員登録は以下の情報を入力することで完了します。
- 氏名
- メールアドレス
- 電話番号
iFOREXは海外のサービスになるため、電話番号は「+81(日本の国番号)」から入れるようにしましょう。これらに登録が完了したら、セキュリティコード入力と利用規約同意が求められるので、手順通りに進めていきます。
利用規約同意まで完了したら、アカウントが登録され、ログインIDとパスワードが案内されます。パスワードは忘れないようにメモなどをして、それからログインを行うようにしましょう。
本人確認書類を提出して本人確認を完了させる
実際に取引をスタートさせるためには、アカウントの登録だけでは不十分です。個人情報を登録し、本人確認書類を提出して本人確認を完了させなければなりません。
個人情報は、iFOREXのマイページから「個人情報」を選択し入力することが可能です。個人情報では、以下のような内容を登録していきます。
- タイトル(性別)
- 名
- 姓
- 電話番号
- 国籍
- 住所(番地、市区町村、県、郵便番号)
「個人情報」はローマ字入力になるので、間違えないように注意しましょう。「個人情報」の登録が終わったら、次に、本人確認用の書類を提出します。マイページのメニューから「書類のアップロード」を選択します。
必要となる本人確認書類は、「身分証明書」と「現住所の証明書」の2点です。証明書として提出できる書類は以下の通りです。
- 国民ID(マイナンバーカード)
- 運転免許証
- パスポート
- 公共料金請求書
- 携帯電話請求書
- クレジットカード請求書
- 各種税金納付書
- 住民票
- 健康保険証
- マイナンバーカード
健康保険証とマイナンバーカードは、有効期限以内のものであることが条件です。それ以外は、発行から6カ月以内であれば、証明書として提出できます。アップロードが完了すると2営業日以内に認証手続き完了の通知が届き、手続きは終了します。
iFOREXで口座開設した後にやるべきこと
iFOREXに口座開設したら、早速取引をしてみたいと考えるのではないでしょうか。ですが、実際に取引を行う前にやらなければならないことが2つあります。口座開設した後にやるべき2つのことについて詳しくみていきましょう。
入金する
iFOREXで口座開設したら、取引を行うための資金を入金します。iFOREXで入金できる方法は以下の通りです。
- クレジットカード(VISA・MasterCard・JCB・Diners・DISCOVER・AMEX)
- デビットカード
- オンラインウォレット(bitwallet)
- 国内送金
- 海外送金
iFOREXは、様々な方法で入金ができるだけでなく、最低入金額は1万円と気軽にはじめられるのが魅力です。入金もマイページから簡単に操作できるので手間もさほどかかりません。入金が完了できたら、取引準備は完了です。いつでもFX取引をすることができます。
デモ口座で練習する
入金ができたら早速取引を開始したいと思うのではないでしょうか。もちろん、すぐに取引をしても問題ありませんが、初心者ならまずは「デモ口座」で練習をするのがおすすめです。
「デモ口座」とは、実際の資金を使わず仮想資金を使って取引の練習ができる口座を言います。iFOREXでは、5,000ドルの仮想資金を使った練習ができるので、自分の取引戦略を試したり、ツールの使用感を試したりなどすることが可能です。
デモ口座は「本人確認」「初回入金」が済んでいれば誰でも利用することができます。デモ口座を利用するには「デモ口座利用希望」する旨を「日本語サポートへのメール連絡」が必要があります。
デモ口座で練習を長期に渡ってしていくこともできますが、ある程度練習ができたらリアル取引をしていくようにしましょう。リアル取引をせずにデモ口座のみ利用していると、3ヶ月ごとに15ドルの口座管理費がかかってしまいます。それを注意しながら運用していくようにしてください。
iFOREXの登録方法に関する注意点
iFOREXの口座開設方法をご紹介してきました。特に複雑な手続きがなく、やり方もシンプルで難しいことはありませんが、登録時に以下2点については注意しなくてはなりません。iFOREXの登録で注意すべきことを詳しく解説していきます。
本人確認書類提出時の画像ファイル形式に注意する
本人確認書類の提出は、マイページから画像ファイルをアップロードするかたちで行なっていきます。その際に注意したいのが、画像ファイルの形式です。本人確認書類の画像ファイル形式は以下の形式にする必要があります。
- jgeg
- png
- doc
- docx
- jpgtif
- tiff
- gif
- bmp
上記以外のファイルはアップロードができないため、上記のファイル形式に変更する必要があります。必ず指定のファイル形式になっているか確認をするようにしましょう。
iFOREXは複数口座を開設することはできない
FX会社によっては1つの会社で複数口座開設をできる場合もありますが、iFOREXは複数口座の開設をすることができません。さらに、iFOREXの口座タイプは1種類のみ。
口座タイプ | エリート口座 |
最大レバレッジ | 400倍 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 原則固定1.0pips |
最低入金額 | 10,000円 |
ロスカット | 0% |
ゼロカット | あり |
ボーナス | 100%+25%入金ボーナス 年利3%利息サービス 友達紹介プログラム |
スプレッドの狭い口座やレバレッジが高い口座など、FX会社によっては種類も豊富にあるかと思います。しかし、iFOREXの唯一の口座はエリート口座のみ。
スプレッドが原則固定で、最低入金金額が10,000円と誰でも利用しやすいです。もちろんボーナスも対応している口座なので、初心者から上級者まで利用しやすいでしょう。
iFOREXの口座開設ついてよくある質問
iFOREXの口座開設については、疑問をたくさん抱いている人も多いのではないでしょうか。iFOREXの口座開設についてよくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
口座開設で必要な書類は何がありますか?
iFOREXで口座開設するには「本人確認」ができる「身分証明書」と「現住所の証明書」の2点が必要です。「身分証明書」と「現住所の証明書」として提出できる書類は以下の通り。
- 国民ID(マイナンバーカード)
- 運転免許証
- パスポート
- 公共料金請求書
- 携帯電話請求書
- クレジットカード請求書
- 各種税金納付書
- 住民票
- 健康保険証
- マイナンバーカード
有効期限がある書類は有効期限内のもの、請求書や納付書は発行から6カ月以内のものでないと、証明書として有効ではないので、注意するようにしましょう。
取引口座はいくつ開設できますか?
iFOREXでは、複数口座開設ができません。口座開設できるのは1つのみで、口座タイプもエリート口座のみになります。
最低入金額はいくらになりますか?
iFOREXの最低入金額は10,000円です。クレジットカードやデビットカード、オンラインウォレット、銀行送金で入金手続きをすることができます。
iFOREXにデモ口座はありますか?
iFOREXにはデモ口座があります。
デモ口座を利用するには条件があり、「初回入金」と「本人確認」が完了することで、デモ口座の申し込みができます。デモ口座を利用する際は、メールでサポートに連絡するようにしてください。
iFOREXの取引時間はいつですか?
結論からいうと、iFOREXは24時間取引をすることが可能です。iFOREXでは世界中の複数の市場の様々な銘柄の取引を提供しているため、24時間取引をすることが可能なのです。
また、ロンドン市場やニューヨーク市場、東京市場など取引市場によって取引できる時間帯が変わることを覚えておきましょう。
iFOREXに禁止事項はありますか?
iFOREXには、取引をしていく上でやってはいけない禁止事項を設けています。
禁止事項を行ってしまうと、口座の凍結や出金拒否となる場合もあるので注意が必要です。注意すべきiFOREXの禁止事項は以下の通りです。
口座名義人以外の利用 | 取引は口座を開設した本人のみに限っているため、それ以外の人が本人以外の口座でFBを取引することはできません。 |
複数業者間での両建て | 同一口座内での両建ては許可されていますが、複数業者間での両建ては禁止されています。 |
スキャルピング | 1日に10回以上のスキャルピングは禁止されています。 |
自動売買(EA) | ソフトウェアを利用したEAの取引は禁止されています。 |
アービトラージ取引 | 価格のゆがみを利用したアービトラージ取引は禁止されています。 |
両建てとは、買建てと売建ての両方のポジションを持ち取引する方法を言います。iFOREXは両建て自体は禁止されていませんが、それは同一口座内に限られています。
スキャルピングとは、数秒数分という短い時間内に売買取引を行うことを言います。iFOREXは、スキャルピング自体は禁止でないものの、1日10回以上は禁止になっているので、スキャルピングには充分に注意しなくてはなりません。
iFOREXの禁止事項には、両建てやスキャルピングなど取引戦略に関わる項目も禁止事項にあるため、禁止事項に注意しながら取引を行うようにしましょう。
iFOREXのエリート口座のスペックを教えてください。
iFOREXの口座は、エリート口座の1種類のみとなります。エリート口座のスペックは以下の通りです。
口座タイプ | エリート口座 |
最大レバレッジ | 400倍 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 原則固定1.0pips |
最低入金額 | 10,000円 |
ロスカット | 0% |
ゼロカット | あり |
ボーナス | 100%+25%入金ボーナス 年利3%利息サービス 友達紹介プログラム |
2019年にエリート口座として新設され、以前あった既存の口座よりもスプレッドが狭くなりました。スプレッドも狭く手数料もかからないため、手数料を抑えたいトレーダーにもおすすめの口座です。
iFOREXで口座凍結になる原因・対処法を教えてください。
iFOREXは、口座を放置したとしても休眠口座にはなりません。そのため、口座凍結した理由は「禁止行為」をしたことが原因だと考えられます。
口座を複数持てないiFOREXで、一度口座が凍結されてしまうと、二度とiFOREXで取引ができなくなってしまいます。もし、口座が凍結されてしまったら、他の海外FBを会社に登録してFBを取引をするしかありません。iFOREXで取引を続ける意欲があるなら、禁止行為は避けるようにしましょう。
iFOREXの出金に必要は手続きはありますか?
iFOREXの口座から利益を出金するためには、出金依頼書の提出が必要です。その前に、出金方法を選択しますが、iFOREXで選択できる出金方法は以下の通りです。
国際銀行送金は手数料は2,000円もかかってしまうので注意が必要です。また、クレジットカードの場合には、出金上限額は入金額までなので、それ以上に場合には別の出金方法を選択しなければいけません。
出金方法を選択したら、出金依頼書を作成します。出金依頼書の作成はマイページから行うことができます。出金依頼書を作成したら、以下の書類と一緒にアップロードし提出しましょう。
iFOREXでMT4は使えますか?
iFOREXではMT4に対応していないため、MT4を利用することができません。海外FX業者でよく利用されているFX取引プラットフォームは「MT4」ですが、iFOREXは、独自の取引プラットフォーム「FXnetView」を使って取引を行っていきます。
「FXnetView」は、操作性もシンプルで使いやすく、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析などを可能で「MT4」に劣らない性能を持っています。「MT4」でなくても安心して使用できるプラットフォームです。
iFOREXで法人口座は開設できますか?
iFOREXには法人口座があります。法人口座を開設する際には、入金する前に以下の書類を提出する必要があります。
- 登記簿謄本などの法人確認書類(履歴事項全部証明書)
- 法人の住所確認書類
- FX事業の証明書類
- トレードを行う担当者の身分証明書
- トレードを行う担当者の委任状
- 株主名簿
- 法人代表者の身分証明書(パスポートなど)
- 法人代表者の現住所確認書類(住民票など)
上記書類の提出に加え、iFOREXの法人届出書を提出することで、法人口座を開設することができます。
まとめ
iFOREXは口座が1種類しかなく、複数口座を持つことができません。しかし、1種類の口座のスペックも高く、手数料やスプレッドを抑えたいトレーダーに向いています。ただし、スキャルピングや両建てなどの条件も課せられているため、その点は注意が必要です。
また、iFOREXはデモ口座を開設でき、取引戦略を立てながら運用もできるため初心者にもおすすめです。また、テクニカル分析に特化した独自のプラットフォーム「FXnetView」も利用できるので、戦略も立てやすくなります。
そんなiFOREXで早速口座開設したいと思ったら、まずは口座開設に関わる注意事項を把握し、スムーズに口座開設できるように準備をするようにしましょう。FX取引は、時間が勝負です。スムーズに口座開設できれば、タイミングを見計らい良いスタートが切れるでしょう。そのために、必要な書類や注意点などを事前に確認しておきましょう。