昨今ローンサービスの多様化により、色々なサービスが提供されており、提供している会社、商品も多岐にわたりますが、その中のひとつにLINEポケットマネーがあります。
LINEポケットマネーとはLINE Credit株式会社が提供する全てがLINE上で解決するカードローンサービスです。2019年6月にサービス提供を開始し、登録者が500万人を突破していることで注目を集めています。またLINEスコアという独自の審査基準が使われている点からも興味のある方がいるのではないでしょうか。
そこで今回は、LINEポケットマネーの審査に通過する条件と、審査に使われるLINEスコアという独自の審査基準について紹介します。これからLINEポケットマネーを利用してみようかなと考えている方、関心ある方参考にしてください。
目次
LINEポケットマネーとは?
LINEポケットマネーとは、AIスコアを利用して審査をする個人向けの新しいローンサービスになります。運営会社はLINEグループ会社のLINE Credit株式会社です。LINE Credit株式会社はオリエントコーポレーション、みずほ銀行、LINE Financial株式会社の3社共同出資のもとに2018年5月に設立された新しい会社です。
本取引は、来春完了予定であり、完了時の出資比率は、LINE Financial 51%、みずほ銀行 34%、オリコ15%となる予定です。
LINE Financial株式会社より引用
2019年8月にサービスがスタートして、その1年後にはなんと申込者数が20万人に達するほど人気のサービスとなりました。
では、LINEポケットマネーの審査や貸付条件は他社と比較してどうなのか、徹底的に調査した結果を分かりやすく解説していきます。
LINEポケットマネーの審査に通過する条件
まずLINEポケットマネーの申し込み条件について解説していきます。
LINEポケットマネーの申し込み条件
- 年齢が満20歳から65歳までである事
- LINEpayのアカウントタイプがLINE Moneyである事
- 日本国内在住の方である事
の3つの点が挙げられます。特記事項としては契約中の場合は69歳まで利用する事が可能ですが、70歳を過ぎた時点で追加借入が出来なくなります。
また、学生や主婦の方でもアルバイト等で安定した収入のある方は申し込みが可能です。審査の結果によっては利用出来ない場合があるので注意しましょう。それに加えてLINEポケットマネー独自の審査基準であるLINEスコアも加味されます。後述しますのでそちらでご確認ください。
LINEpayの利用者が融資対象
申し込み条件の前提としてLINEアカウントを持っている、LINE Money(LINEpay)の利用者である事が融資の対象となります。指定の銀行に送金する事も可能ですが、基本的にLINEポケットマネーで借りたお金LINEpayに送金する仕組みになってるためです。
LINEの利用率は総務省の調べによると令和元年の時点で全年代で86.9%と数字で見ても分かるようにスマートフォンの普及により、身近なものになりました。LINEの国内月間利用者数は7800万人と、スマートフォンを利用している人ならLINEアプリをインストールしている人は多いでしょう。この条件からもLINEポケットマネーの申し込みのハードルも下がります。
LINEポケットマネーを利用するには本人確認が必須
近年金融庁からもセキュリティー強化するようにと要請を受けており、複数の認証方法で本人確認をすることを徹底するようにと言われています。
LINEポケットマネーの申し込み条件ですが、以下のいずれかの本人確認書類の提出が必要となります。
運転免許証、運転経歴証明書。これらの交付を受けていない方は、パスポート、特別永住者証明書、在留カード、マイナンバーカードの提出が必要です。加えて借入状況により収入証明書、源泉徴収表等も必要になります。在留カードについては在留資格が永住者の場合のみ申し込みが可能です。
20歳以上&働いている人であれば誰でも申し込み可能
LINEポケットマネーの貸付対象となるのは安定した収入がある方です。契約時の年齢が満20歳から65歳までの年齢で、安定した収入があればどなたでも申し込みが可能です。また学生や主婦の方でもアルバイト等で収入がある場合申し込みが出来ます。月2〜3万円の収入があれば安定した収入があると見なされます。
一般的に400万以上あれば安定した収入と言えるでしょう。またLINEスコアでも収入400万円以上で加点されたという話もありますからそれくらいが妥当ということになります。
なお、無職の人は借入が出来ないので注意しましょう。借入状況により収入証明書等の提出が必要なる場合もありますので、間違っても虚偽の申告は出来ません、ご注意ください。
LINEポケットマネーの審査は厳しい?
LINEポケットマネーのサービスを提供するLINE Credit株式会社についてですが、LINE株式会社のグループ会社であるLINE Financial株式会社、株式会社みずほ銀行、株式会社オリエントコーポレーションの3社による合同会社です。
そのためスコアリングサービス、ローンサービスを展開するにあたり、株式会社みずほ銀行や株式会社オリエントコーポレーションが有する与信審査のノウハウがベースにされています。
LINEポケットマネーの与信審査
株式会社みずほ銀行の審査要項
株式会社みずほ銀行の審査要項は、満20歳以上満66歳未満の人、安定した収入の見込める人、保証会社の保証を受けられる人とあります。
株式会社オリエントコーポレーションの審査要項
株式会社オリエントコーポレーションの与信審査は在籍確認の必要がなく、大手銀行の審査よりも通りやすいと言われていましたが、2017年の金融庁の調査により、過剰貸付、審査姿勢について指摘を受けた大手メガバンクは審査を厳格化しました。
そのため、株式会社オリエントコーポレーションはその意向に沿って貸付の可否を判断しています。現在株式会社オリエントコーポレーションの審査の条件の提出書類には本人確認書類、所得証明書が必要です。
LINE Credit株式会社の審査要項
最後にLINE Credit株式会社ですが、こちらは貸金業者です。法律で定められている条件のもと借入金額を決めています。日本では借金による経済困窮者を増やさないために、収入の4分の1を貸付金額の上限にと定められています。年収400万円ある方でしたら100万円までとなります。
3社の審査要項からの与信審査の推察
与信審査に関して上記で書いたお話は、あくまで目安であってその他の条件により、上限は変動します。それに加えて企業として適正な収益の確保を求めています。というのは借入による利息から引いたコストが会社の収益になります。
そのコストのうち返済されなかったコスト、つまり損失の割合が大きくなると会社としてはマイナスになってしまい、低金利でのサービスが難しくなってしまいます。そのため会社としてはしっかりと返済してくれる人に融資したいわけです。
つまり返済能力があるかを見極めて融資しているという事になります。返済能力とは毎月継続的に返済を続けられる状態であるという事で、年収はいくらあるのか、同居している家族の人数、独身か既婚か、様々な要因によって返済能力は変わってきます。
これらの条件から言うとLINEポケットマネーの審査は一概に通りやすいとは言えないでしょう。
審査にはLINEスコアが使われる
LINEポケットマネーの審査には独自の基準である「LINEスコア」という数値が適用されます。
LINEにスコアとは、ホームページが引用すると「LINEの利用傾向を診断し、あなたのライフスタイルにあった嬉しい特典を提供するサービスです」とあります。
つまりLINEスコアとはLINE上での行動データをもとにしてAIが計算する数値の事で、審査にはLINEスコアの数値も加味されます。スコアはLINEアプリやLINE関連サービスの利用状況や行動傾向データから成ります。それにライフスタイルの質問による回答を加え、AIが計算します。その計算に株式会社みずほ銀行、株式会社オリエントコーポレーションの与信審査のノウハウも加味されています。
一般的な審査で求められる、年収、年齢、職種にとらわれない普段の行動データからスコア化されるため、他社では審査に通過しなかったという方でも評価を得られる可能性があり、審査に通る可能性も大きいという事です。
LINEスコアのライフスタイルの質問には以下が上げられます。参考にしてみてください。
- 生年月日
- 性別
- 配偶者の有無
- 結婚しているかどうか
- 扶養している子供の人数
- 住居の種類
- 住居の所有状況
- 入居年数
- 同居している家族の人数
- 勤務形態
- 務めている会社の職種
- 務めている会社の業種
- 勤続年数
- 務めている会社の企業規模
- 昨年度の年収、保険証の種別
の15項目です。
LINEスコアが高いと審査で有利になる
LINEスコアは1〜1000点の数値で計算され、スコアが高い程有利になります。LINE上から得る普段の行動データにプラスして、ライフスタイルに関する質問に回答する事によってスコアは変動します。普段の行動データから既にスコアが出来上がっているため、職業属性の影響をあまり受けません。
そのためLINEポケットマネーは自営業等、非正規雇用の利用者の割合が37%と、他ローンサービスより高い割合を占めています。他にもLINEグループが手がけるアプリを使っているとスコアが高くなります。他アプリとしてはLINE証券、LINEほけん、LINEスマート投資等が上げられます。
つまりLINEスコアが高い程、優良顧客として認識されているという事です。またLINEスコアにより、金利や借入金額が決まります。回答するライフスタイルの質問には職業、年齢、会社規模、年収等がありそれらの回答によりスコアは変動し、金利、借入金額にも影響するわけです。
通常の与信審査とは異なり、雇用形態、勤続年数等の情報のみではやくLINEスコアを軸として与信審査をするLINEポケットマネーはLINEスコアが高い程審査が通りやすい傾向にあると言えるでしょう。
通過率は20%〜25%
前述した通りLINEポケットマネーは株式会社みずほ銀行、株式会社オリエントコーポレーションの与信審査をベースにされているため、簡単に融資を受けることは出来ません。また金融庁からの要請もあり、融資審査の厳格化が求められています。
一般的な審査の通過率は銀行カードローンで20〜25%、消費者金融で40〜48%と言われています。LINEポケットマネー自体は消費者金融に分類されますが、大手銀行と通過率は変わりません。LINEポケットマネーの通過率は20〜25%と消費者金融にしては厳しめになります。
LINEポケットマネーでお金を借りる際の流れ
LINEポケットマネーでお金を借りる際の流れを、順を追いながら紹介します。注意点がある場合にはその都度説明を付け加えますので、ぜひ参考にしてください。
なお、LINEポケットマネーでお金を借りるには、大前提としてLINEアプリがスマートフォンに入っていなければなりません。スマホアプリにLINEが入っていない人は、最初にLINEアプリをダウンロードしておきましょう。
LINEアプリのウォレットからポケットマネーを選ぶ
LINEアプリを起動させ、メインメニューに表示された項目の中から「ウォレット」を選択し、「ポケットマネー」をタップしてください。「ポケットマネー」が表示されない場合は、「∨(もっと見る)」をタップすると出て来るはずです。
LINEスコアの診断を行う
「ポケットマネー」をタップすると、「LINEスコア」の診断に移ります。LINEスコアとは、15個のライフスタイルに関する質問に回答することで、融資が可能かどうかスコアリングするシステムです。LINEスコアには、以下の項目があります。
生年月日 | 性別 | 配偶者の有無 | 扶養家族の有無 | 住居の種別 |
住居の所有状況 | 入居年数 | 同居人数 | 勤務形態 | 職種 |
業種 | 勤続年数 | 会社の人数規模 | 昨年度の年収 | 保険証の種別 |
LINEポケットマネーの審査において、LINEスコアの占める役割は非常に重要で、審査結果に大きく影響します。審査の合否だけでなく、限度額や金利の設定にも大きく関わるようです。LINEスコアは、LINEポケットマネーの審査における「柱」と言えるでしょう。
LINEスコアが高ければ高いほど、審査に通る可能性は上がり、有利な条件で貸し付けが受けられます。だからと言って、虚偽申請はいけません。嘘がバレた時点で、審査落ちが確定するようです。ご自分の状況を、ありのままに申告してください。
スマホでかんたん本人確認をする
LINEスコアの診断が終わると、本人確認書類の提出を求められます。「スマホでかんたん本人確認」のツールを使い、「運転免許証」と「自分の顔写真」を撮影しましょう。運転免許証がない場合は、以下の書類で代用が可能です。
- マイナンバーカード
- パスポート(2020年2月3日までに申請されたパスポートに限る)
- 特別永住者証明書
- 在留カード
上記以外の書類を提出(送信)しても、受け付けてくれません。必ず、上記いずれかの書類を提出してください。
LINE Payをインストール
本人確認の次は、LINE Payのインストールに移ります。LINE Payがスマートフォンに入っていない人は、ここでインストールしてください。LINE Payのインストールが終わったら「氏名」と「生年月日」を入力して、LINE Payに申し込みましょう。
LINEポケットマネーの申し込み
LINE Payとの契約が完了すると、LINEポケットマネーの申し込み画面が表示されます。「自宅の電話番号」「職場の電話番号」「希望する利用限度額」などの項目を入力すれば、申し込みは完了です。
審査
申し込みが完了すると、審査が始まります。審査中に申請者の側からできることは、何一つありません。ひたすら、審査結果が届くのを待つのみです。審査結果は、LINEに届きます。
借入
審査に通過したら、いよいよ借入を受けられますが、その前にもう一段階。返済方法を選ばなければなりません。「LINE Pay」または「銀行口座からの引き落とし」のいずれかから、都合のよい返済方法を選択してください。
口座からの引き落としを選択した場合、銀行口座の登録作業が必要になります。登録手順は以下の通りです。
1.「ウォレット」>「LINE Pay」>「銀行口座」の順にタップ
2.登録した口座を選択し、口座情報を入力(各銀行のサイトに遷移して、必要な項目を入力する必要あり)(※1)
※1.登録方法や必要書類は各銀行によって異なり、一部銀行では登録まで数日かかる場合があります
LINEポケットマネーの審査における注意点
LINEポケットマネーの審査における注意点を、いくつか紹介します。他の貸金業者と比較して、LINEポケットマネーは少し独特なサービスを展開しているので、以下のポイントに目を通し、借り入れを検討する際の判断材料にしてください。
契約から返済までアプリで完結できる
LINEポケットマネーは、契約から返済までアプリで完結できるので、店舗に出向く必要がありません。スマートフォンがあれば24時間365日、申し込みが可能です。人目を気にすることなく自宅からいつでも申し込めるので、利便性が高いと言えるでしょう。
契約から返済までのすべての流れは、LINEを通して行われます。電話でオペレーターと会話をする必要がありません。文章でのやり取りのみなので、オペレーターとの会話を家族に聞かれるリスクもありませんし、電話の行き違いによる審査の遅れもないのです。
ただし、電話を使った従来のシステムに慣れている人には、LINE(スマートフォン)のみでやりとりが完結するため、多少の違和感があるかもしれません。
審査に1~3日かかる
インターネット上の口コミや体験談によると、LINEポケットマネーは審査に1~3日かかるようです。消費者金融の審査時間は1日程度、銀行カードローンの審査時間は1週間程度なので、LINEポケットマネーの審査時間はちょうどその中間くらいかもしれません。
ただし、LINEポケットマネーの公式サイトには、「審査には1週間程度かかる」旨の記載があります(※1)。口コミとは少し差がありますが、公式の説明をそのまま受け止めれば、LINEポケットマネーは審査結果がわかるまで、少し時間がかかるのかもしれません。
念のため、審査時間として1週間程度、時間を見ておいた方が無難でしょう。
もう1点。LINEポケットマネーの「審査の甘さ」について、簡単に説明します。恐らく多くの人にとって、興味があるポイントのはずです。
あくまで口コミなどを見る限り、「LINEポケットマネーの審査は甘い」という印象は受けません。LINEポケットマネーの運営には、みずほ銀行も関わっています。銀行業界が運営に加わっている分、審査基準が厳しいのかもしれません(※2)。
※1.参照元:LINEポケットマネー公式サイト内ヘルプページ
※2.一般論として、純粋な貸金業者(消費者金融など)よりも銀行カードローンの方が、審査は厳しいとされます
在籍確認は借り入れ金額が50万円を超えた場合のみ
LINEポケットマネーの審査では、原則として借り入れ金額が50万円を超えた場合のみ、在籍確認(※1)が行われるようです。これは、借入金額が少額の場合、職場の人に借金バレするリスクが下がることを意味するので、利用者にとっては大きなメリットでしょう。
ただし、申請者の信用情報に問題があると、仮に50万円を超えなくても在籍確認が行われる場合があるようです。他社への返済で「遅れ」がある(あった)人は、油断しない方がよいでしょう。
※1.在籍確認:貸金業者が行う審査行為のひとつ。通常、「申請者本人が職場に在籍しているかどうか」について、勤務先に電話で確認が行われます
適用金利は3.0~18.0%
LINEポケットマネーの金利は3.0~18.0%で、実際の適用金利はLINEスコアの採点結果によって変わります。LINEスコアの数値が高いほど、返済能力が高い優良顧客と判定され、適用金利が下がる仕組みです。
インターネット上の口コミを見る限り、15.0~18.0%で契約に至るケースが多い印象を受けます。この金利は銀行カードローン(15.0%前後)と消費者金融(18.0%前後)の、ちょうど中間にあたるでしょう。
つまり、一般的なカードローンと比べて、ほぼ同程度の金利なのです。
限度額は5~300万円
LINEポケットマネーの利用限度額は、5~300万円です。1~4万円までの少額融資には、対応してくれません。「ちょっとしたピンチをしのぎたい」といった場面には、不向きなローンです。
もう1点。最大限度額が300万円だからと言って、新規契約者に対して300万円貸し付けるのは、かなりのレアケースでしょう。とりあえず10万円単位のお金を貸し付けて、毎月確実に返済するかどうか、様子を見るはずです。
新規で契約する場合、50万円前後が限度額の目安になるでしょう。
借入金を現金で受け取る際は220円の手数料がかかる
一般的に、貸金業者からお金を借りるにあたって、手数料は発生しません。しかし、LINEポケットマネーの場合、借入金を現金で受け取るには、220円の手数料がかかります。ATMは硬貨を引き出せませんから、実質、借入金が1,000円減るのと同じです。
LINEポケットマネーで借りたお金を現金で受け取る場合、一旦LINE Payにチャージされたお金を、自分の銀行口座に振り込まなければなりません。つまり、借りたお金が手元に入って来るまで、2段階の操作が必要になります。
人によっては、少し面倒な作業に感じるかもしれません。
結論!お金を借りるならLINEポケットマネーより他社カードローンがおすすめ
LINEポケットマネーの審査について紹介してきましたが、皆さんはどのように感じたでしょうか。結論を端的に言えば、お金を借りるならLINEポケットマネーより、他社カードローンがおすすめです。
LINEポケットマネーは、すべての手続きをスマートフォンで完結できるので、とても便利なのは確かでしょう。しかし、大手消費者金融を筆頭に、こういった「Web完結サービス」を実施するカードローン会社は、他にも多数存在します。
審査結果がわかるまで数日程度はかかるようですし、飛びぬけて審査が甘いわけでもないようです。LINEポケットマネーは、キャッシュレス決済には向いているかもしれませんが、「今すぐ手元に現金が欲しい人」には、少し物足りないサービスかもしれません。ぜひ必要に応じて検討してみましょう。